昨年6月に12thアルバム『Young and Innocent』(SOLID RECORDS / CDSOL-2028)をリリースして、往年の音楽ファン達から好評だったのが記憶に新しい。サウンド・プロデューサーにはmicrostar佐藤清喜に迎え、これまでにない”新たな松尾清憲の音楽フィールド”を感じさせたのもこの成功に繋がっている。
同作を聴いて気に入った読者は、明日3月9日10時から一般チケット発売となるので、是非このメモリアルなライブにも足を運んで欲しい。
改めて松尾のプロフィールに触れておくが、1980年に「伝説のバンド」とリスペクトされた、”CINEMA”(シネマ/他のメンバーは鈴木さえ子、一色進など。 プロデュースはムーンライダーズの鈴木慶一)でデビューし、音楽通を唸らせるそのブリティッシュロック系サウンドは話題となる。
そしてCINEMA解散後の84年にソロデビュー・シングル「愛しのロージー」(プロデュースはライダーズの白井良明)を発表しCMにも使われスマッシュ・ヒットする。翌年同曲を収録したファースト・ソロアルバム『SIDE EFFECTS~恋の副作用』をリリースし、CINEMA時代以上に音楽ファンに知られる存在となった。
また87年には『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』の参加や「バカンスはいつも雨(レイン)」のヒットで知られるシンガー・ソングライターの杉真理とのポップス・バンド、“BOX”(他のメンバーは小室和幸、田上正和)、同じく杉と96年に”Piccadilly Circus”(他のメンバーは伊豆田洋之、上田雅利など)を結成してアルバムをリリースしている。
2023年にはCINEMA時代から旧知の仲である鈴木慶一とのユニット「鈴木マツヲ」を結成し、『ONE HIT WONDER』(日本コロムビア)をリリースしたばかりである。
ソングライターとしてもこれまでに、鈴木雅之のヒット曲「恋人」(1993年)をはじめ、稲垣潤一からおニャン子クラブまで幅広く多くのアーティスト、アイドル達に楽曲を提供している。
松尾清憲 40thアニバーサリーライブ
Matsuo Kiyonori 40th. Anniversary Live
開催日時:2025年5月3日(土)
開場:16:30 開演:17:30
会場:新代田 FEVER
東京都世田谷区羽根木1-1-14 新代田ビル1F
出演:松尾清憲with Velvet Tea Sets
(小泉信彦(key)/平田 崇(g)/高橋結子(dr)/五十棲千明(b))
スペシャルゲスト:
鈴木慶一(CINEMAプロデュース・鈴木マツヲ)
白井良明(1st~3rdアルバムプロデュース)
杉 真理(BOX・Piccadilly Circus・Co-Composer)
■Sチケット(自由席):9,500円 (+1drink)
Sチケット(自由席)=椅子席
※整理番号順でのご入場となります。
■スタンディング:7,500円 (+1drink)
各チケットは入場時ドリンク代600円頂きます。
一般チケット発売:
3月9日(日)10:00AMより発売開始!
購入ページURL
(テキスト:ウチタカヒデ)
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