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2017年4月19日水曜日

トニー・マコウレイがピーター・シェリーと書いた最初期のシングル、4Kinsmenの「It Looks Like The Daybreak/Forget About Him」をようやく入手したので紹介。


長年探していてようやく見つかったトニー・マコウレイ作の最初期のシングルを入手したのでちょっと紹介。1967年にデッカからリリースされたこの4 Kinsmenのシングルは両面共にトニー・マコウレイとピーター・シェリーの共作で、プロデュースもピーター・シェリー。この組み合わせはこのシングルしかない。ピーター・シェリーは後のソロの大ヒット「Gee Baby」で知られている。一方4 Kinsmenはまったく不明のグループだ。You TubeでほとんどPoorの状態で曲は聴けたが、現物を入手してみるとYou Tubeでは聴けなかったベース・ラインなど多くの楽器が耳に入ってきて非常に新鮮だった。A面の「It Looks Like The Daybreak」はハイトーンのリード・ヴォーカルに重なるコーラスが心地よいポップなナンバーで、ポップ・サイケ的なフレイバーも少し感じられる。B面の「Forget About Him」もコーラス・ワークが光るが曲はA面よりオーソドックスな作りをしている。ただどちらもまだトニー・マコウレイらしい高揚感があってキャッチー、パワフルな曲ではない。(佐野邦彦)

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