2014年7月15日火曜日

☆酒富デザイン「D's Talk Session 22 Part2」がアップされました。

 Dennyオクヤマさんのサイト「酒富デザイン」で、6月の対談がトーク・セッションのPart1として掲載されましたが、7月に今度は「ソフト・ロック」をテーマにして対談したPart2がアップされました。
をご覧ください。どういう音楽をソフト・ロックと呼んでカテゴライズしたか、どんな店でそういうレコードを探したのかなど、今までどこにも書いていないことを語っています。また「Soft Rock A to Z」でお勧めしたレコードが、18年経ってほとんどCD化された中、お勧めのCDをメジャー編、マイナー編で10枚ずつ選びましたので、是非。
かつてVANDAのビートルズのアンケートに山下達郎氏が答えてくださった時に「影響を受けるのでできるだけビートルズを聴かないようにしていました」と記されていましたが、自分も他からの影響を受けると嫌なので、音楽ライターなる方々とは関わらないようにしていました。音楽的な趣味が合う友人達とだけ情報を交換して。だから「師」のような人は誰もいない。でもこういう「新興勢力」が出てくると、様々な形で妨害してくるポップス系の某大物評論家などがいたりして、まあ音楽ライター業界というのは汚いものだと幻滅しました。ますます関わり合いは御免こうむると独自路線に。こういう一部の音楽ライターなどよりも、我々、一般の音楽ファンの方がよく研究しているし、センスのいい人も多い。レコード会社のタイアップ企画ばかりの音楽誌や、古いカウンターカルチャーとしてのロック観に縛られた音楽ライターの評論なんてほぼ参考になりません。レコード会社や同じ会社でも担当者が変わるたびに、音楽ライターが企画を売り込んで同じものを手を変え品を変えCD化するので、日本のリイシューはうんざりするものが多いでしょう?ネット時代の今、既存の音楽誌や音楽ライターこそが逆に体制派で、市井の我々の方がカウンターカルチャーかも。
数多いロック評論家に対しては声を大にして言いたいが、プロのソングライター、プロデューサー、アレンジャーがその持てる能力を注いだ音楽は、少しもバカにされるものではない。職人の仕事は実に美しい。ロックが上でポップが下、自作自演しか認めない、主張がないものはクズ、なんて音楽観なんてロックが巨大ビジネスになった時に意味を失った。自分が聴いて快感が走る音楽こそベスト。そういう音楽を「ソフト・ロック」と呼んだだけのこと。(佐野邦彦)

 

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