キンクスがイギリスのBBCの「Saturday Club」「Top Gear」「John Peel Show」「Dave Lee Travis Show」「Old Grey Whistle Test」など1964年から1994年までの30年間に出演した108曲を5枚のCD、1964年の「Beat Room」から1977年の「Old Grey Whistle Test
Christmas Concert」までの13の番組に出演した57曲が1枚のDVDに収められた。まさに究極のボックス・セットである。
以前、『Kinks BBC Sessions 1964-1977』というCDに35曲が収められたが、今回のボックスで初登場の音源をいくつか紹介したい。1964年の「Little Queenie」がまず珍しい。軽快なビート・ナンバーだがリード・ヴォーカルは誰なのか?その他では「I'm A Lover Not A Fighter」が2テイクあり、シンプルで哀調が魅力の「I've Got That Feeling」、「You Really Got Me」はより完成された「Top Gear」でのライブ、「All Day And All Of The Night」は「Saturday Club」のライブもプラスされていた。
1965年ではコードが洒落ている「You Shouldn't Be Sad」、未発表のロックナンバー「Hide And Seek」、その他「Never Met A Girl Like You Before」があり、なぜか「A Well Respected Man」がこのボックスで初登場となった。
以前、『Kinks BBC Sessions 1964-1977』というCDに35曲が収められたが、今回のボックスで初登場の音源をいくつか紹介したい。1964年の「Little Queenie」がまず珍しい。軽快なビート・ナンバーだがリード・ヴォーカルは誰なのか?その他では「I'm A Lover Not A Fighter」が2テイクあり、シンプルで哀調が魅力の「I've Got That Feeling」、「You Really Got Me」はより完成された「Top Gear」でのライブ、「All Day And All Of The Night」は「Saturday Club」のライブもプラスされていた。
1965年ではコードが洒落ている「You Shouldn't Be Sad」、未発表のロックナンバー「Hide And Seek」、その他「Never Met A Girl Like You Before」があり、なぜか「A Well Respected Man」がこのボックスで初登場となった。
1966年の出演はなく、1967年には「Sunny Afternoon」「Autumn Almanac」「Mr.Pleasnt」というこれまた有名曲が初登場。ただしみなフェイドアウトする。デイブのサイケデリックの傑作「Love Me Till The Sunshine」も1967年「Saturday Club」ヴァージョンも入っていた。ディスク2では1967年の「David Watts」、なぜこの大人気曲が初登場なのか。その他「Susannah's Still Alive」が初。1968年は「Animal Farm」、ストリングスが入るのでレコードに近い。1969年で「Where Did The Spring Go」「Plastic Man」「King Kong」「Do You Remember Walter」「Victoria」「Mr. Churchill Says」「Arthur」(短く編集)、1970年は「Lola」(Cherry Cola Version)、「Days」「Apeman」、1972年は「Acute Shizophrenia Paranoia Blues」、ディスク3には1973年の「Supersonic Rocket Ship」「Demolition」があり、1974年は17曲を披露する「In Concert」、ディスク4には1977年に19曲を披露する「Old Grey Whistle Test Christmas Concert」があり一気に1994年に飛んで『Phobia』時代の4曲、ディスク5で1994年の別のショーで60年代のナンバーを5曲、さらに『Off-Air Bootleg Recordings』と題された放送で使われなかった14曲が収められた。ただしこれらは音質がとても悪くまさにブートレッグ。ディスク6のDVDは目からうろこの素晴らしいものばかりで、前述のクリスマスコンサートでサンタクロースの格好をしてレイ・デービスが歌う「Father Christams」など見られ大満足。60年代の映像は3曲だけで他はすべてある意味で貴重な70年代の映像だった。(佐野)
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