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2011年6月18日土曜日

☆Rolling Stones:『The Singles 1971-2006』(ユニバーサル/UICY5011/55)



発売時に買ったので、すぐに紹介すればいいのにずるずる遅れてしまったのがこのストーンズのシングル集だ。ポールのボックスCDと合わせて紹介しておこう。
デッカ時代のシングル集は現行のCDと内容が変わらず、マテリアル的な価値しかない(だからいらない)のだが、このローリングストーズ・レーベル時代のシングル集は違う。1971年から2006年までの36年間、45枚のシングルCD173トラックのうちオリジナル・アルバム未収録ヴァージョンが90曲、そして最も肝心な初CD化の音源が11曲集められた。これだけでもう買うしかないね。その中でも特に貴重な初CD化の別テイクは「All Down The Line」(「Happy」のB面)と「I Think I'm Going Mad」(「She Was Hot」のB面)かな。その中でも「All Down The Line」が女性コーラスを大きくフィーチャーし、ファンキーないい仕上がりだ。アルバム未収録曲は他に「Cook Cook Blues」「The Storm」「So Young」「Jump On Top Of Me」「I'm Gonna Drive」「2000 Light Years From Home(Live)」「Play With Fire(Live)」「Undercover Of The Night(Live)」「I Go Wild(Live)」「All Down The Line(Live)」「Gimme Shelter(Live)」「Dance Pt 1(Live)」「Before They Make Me Run(Live)」「Hand Of Fate(Live)。ただし大きな失敗は「Sway」(「Wild Horses」のB面)がアルバム・ヴァージョンのままだったこと。これは最悪。あと「Brown Sugar」もモノシングルで最後が「オーライッ」のテイクを入れて欲しかった。(佐野)
 





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