あのライチャスブラザースのビル・メドレーのソロ・アルバムだ。まだ現役で活動を続けていたとは知らなかった。さて、今回紹介したのは、ブライアン・ウィルソンがバックコーラスで参加していたからだ。曲は「In My Room」、ブライアンと共にエバリー・ブラザースのフィル・エバリーがフィーチャリングされていて、ジェフリー・フォスケットなどと共に美しいバッキング・コーラスを聴かせてくれた。ビル・メドレーはますます渋い声になり、サビでは枯れに枯れたヴォーカルを披露していた。2回目のサビのリード・ヴォーカルはブライアン本人と思われる。DVDはレコーディングの抜粋で、ビル・メドレーの顔に刻まれた深いしわが長い年月を実感させる。
(佐野)
0 件のコメント:
コメントを投稿