アル・ジャーディンの息子のマット、ゲイリー・グリフィン、フィリップ・ボードウェル、ドン・レイモンド、デビッド・ロゲマンの5人によりビーチ・ボーイズ、ジャン&ディーンナンバーのコピーバンド、サーフ・シティ・オールスター・バンドのライブCDがこれ。これだけ読むとどうでもいいと思うだろうが、アル・ジャーディンが「California Girls」で、デビッド・マークスが「Little Deuce
Coupe」でリード・ヴォーカルをとっていると聞けば、触手を伸ばす人もいるだろう。ディーン・トーレンスは5曲でリードを担当しており、まさに懐メロコンサート。演奏とハーモニーは安定しており、感動するような要素はまったくないが、まあその場にいれば楽しめるだろう。やはりアルのヴォーカルの存在感は際立っており、力強いアルのヴォーカルにより、この曲だけ輪郭がはっきりしている。カール亡き後、アルのヴォーカルがないとビーチ・ボーイズはダメだと改めて思った次第。反面デビッド・マークスのヴォーカルは弱く、なぜ脱退させられたかこの声量が一因だったかも。CDはwww.surfcityallstars.comから通販で。(佐野)
0 件のコメント:
コメントを投稿