ピート・タウンゼンドとロジャー・ダルトリーの二人だけになったフーだが、ドラムにザック・スターキー、ベースにピノ・バラディーノという達人を入れてツアーを続けていて、逆境になってかえってピートはエネルギーが出たようだ。このマキシ・シングルは10月に発売されるという24年ぶりのフーとしてのニュー・アルバムのダイジェスト。6曲クレジットされているが、編集されていてひとつの曲としてつながっている。ロック・オペラになっている訳だが、曲はいかにもフーらしい作りになっていて、ザックではない別のドラマーだが演奏のレベルもよく、曲のレベルは悪くない。ただ、一発でノックアウトされてしまうようなインパクトがないことも事実。ピートだから高いレベルをどうしても要求してしまうが、10月のアルバムをとにかく待とう。(佐野)
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