2004年8月30日月曜日

☆Sandy Salisbury:『Everything For You』(Rev-Ola/CRREV77)


サンディ・サルスベリーのこの Rev-Ola 盤は、先に紹介した同タイトル(こちらには Vol.1 と付いているが) の Sound City 盤と大幅に内容が違い、全20曲中初登場の曲が9曲もある、ソフト・ロック・ファンにとってのマスト・バイ・アイテムと言えるだろう。
はっきり言って、Sound City盤よりいい曲が多い。Sound CityはVol.2用に内容のいい曲を取っておいてあるのだろうが、Rev-Olaは先にいい曲を選んで入れてしまった。
では、その未発表のハイライト曲のみ紹介しよう。軽快で爽やかな "Let It Rain Let It Pour" , "Do I Miss You" はサビの展開が心地よく、特に後半のハイトーンのハーモニーが素晴らしい。
シンプルな "Invitation Forever" も巧みなハーモニーで十分聴ける曲になっていた。
その中でもジャジーで美しいバラード "Married To The Wind" は、このアルバムの最高傑作だ。シンプルなアレンジながらこれだけゴージャスなムードを湛える名曲が、オクラ入りのままだったとは…。
改めてサンディの曲を聴いて思うが、この人は誰もが心を奪われるキャッチーなメロディを書く才能に恵まれているなという事だ。きれいなメロディを書くことは出来ても、キャッチーなメロディは、天賦の才がなければ書けない。そんな才能に恵まれながら、チャンスがなくてメジャーな存在になれなかったサンディ。
日本で再評価が始まり、こうして30年以上も経って CD が5種類、7枚ものソロのデモ CD がリリースされたのは、まさに日本発の奇跡と言っていいだろう。(佐野) 
Everything for You

                                   

2004年8月25日水曜日

Radio VANDA 第 53 回選曲リスト(2004/09/02)

Radio VANDA は、VANDA で紹介している素敵なポップ・ミュージックを実際にオンエアーするラジオ番組です。

Radio VANDA は、Sky PerfecTV! (スカパー) STAR digio の総合放送400ch.でオンエアーしています。

日時ですが 毎月第一木曜夜 22:00-23:00 1時間が本放送。
再放送は その後の日曜朝 10:00-11:00 (変更・特番で休止の可能性あり) です。

佐野が DJ をしながら、毎回他では聴けない貴重なレア音源を交えてお届けします。

 
特集Who

1. Substitute ('66US Single Version)|
2. Run Run Run ('66
Mono Version)
3. Odorono ('67
Mono Version)
4. Our Love Was ('67
Mono Version)
5. I Can See Mor Miles ('67)
6. I Can't Reach You ('67)
7. Sunrise ('67)
8. Go To The Mirror ('69)
9. Pinball Wizard ('70
BBC Sessions)
10. Young Man Blues ('69
。『The House That Tarck Built
Version)
11. Little Billy ('74
。『Odds And Sods
LP Mix)
12. Boney Moronie ('88
'71のライヴ
)
13. Won't Get Fooled Again ('71
Single Edit)