日本ではテイチクと徳間ジャパンでオリジナルの7枚のアルバムが全てリイシューされ、一段落ついた感があったフリー・デザイン。
海外ではSietaやCherry Redからリリースされるものの、コンピレーション盤だけで、オリジナル盤のリイシューには至らないのかなと思っていたら、遂にLight In The Atticというレーベルからオリジナル盤のリイシューがスタートした。
第一弾はこの2枚である。CDとLPの2種類でリリースされ、CDにはボーナス・トラックが収められた。
まずはその注目のボーナス・トラックを紹介しよう。
『Kites Are Fun』には "Kites Are Fun" と "The Proper Ornaments" のモノ・シングル・ヴァージョン。
『Heaven/Earth』にはメンバーのエレン・デドリックのソロ・シングル "Nature Boy" , "Settlement Boy" と、トニー・モトーラのプロジェクト3でのソロ・アルバム『Warm,Wild & Wonderful』で、フリー・デザインがコーラスを担当した6曲全てが収録された。
中でもエレンのソロ・シングルはその存在も知らなかった大発見で、 "Nature Boy" はヴォーカルと金管楽器の音が複雑なハーモニーとしてからむ、クリス・デドリックらしい曲。
キャッチーなメロディで始まる "Settlement Boy" は、スローに展開する間奏以降との対比がフリー・デザインらしい。
そしてトニー・モトーラのソロ・アルバムだが、これは彼がギタリストなので、基本的にインストゥルメンタル。
"Do You Know The Way To San Jose" , "With A Little Help From My Friends" , "Scarborough Fair" , "Kites Are Fun" , "Goin' Out Of My Head" , "I Found Love" の6曲にはバック・コーラスが付けられ、ここをフリー・デザインが担当した訳だが、さりげないようで、高度なコーラス・ワークを聴かせてくれた。
この2枚のCDはアート・ワークも良く、初めて見る写真に目を奪われる。
スタジオでのメンバー、ライブ・ステージでのメンバーなど、初めて見るものが多い。
解説もしっかりしているし、PPMのPeter Yarrowのコメントを取るなど、文章も充実している。
来年には2枚目と4枚目のアルバムのリリースが予定されており、今から楽しみに待とう。(佐野)
海外ではSietaやCherry Redからリリースされるものの、コンピレーション盤だけで、オリジナル盤のリイシューには至らないのかなと思っていたら、遂にLight In The Atticというレーベルからオリジナル盤のリイシューがスタートした。
第一弾はこの2枚である。CDとLPの2種類でリリースされ、CDにはボーナス・トラックが収められた。
まずはその注目のボーナス・トラックを紹介しよう。
『Kites Are Fun』には "Kites Are Fun" と "The Proper Ornaments" のモノ・シングル・ヴァージョン。
『Heaven/Earth』にはメンバーのエレン・デドリックのソロ・シングル "Nature Boy" , "Settlement Boy" と、トニー・モトーラのプロジェクト3でのソロ・アルバム『Warm,Wild & Wonderful』で、フリー・デザインがコーラスを担当した6曲全てが収録された。
中でもエレンのソロ・シングルはその存在も知らなかった大発見で、 "Nature Boy" はヴォーカルと金管楽器の音が複雑なハーモニーとしてからむ、クリス・デドリックらしい曲。
キャッチーなメロディで始まる "Settlement Boy" は、スローに展開する間奏以降との対比がフリー・デザインらしい。
そしてトニー・モトーラのソロ・アルバムだが、これは彼がギタリストなので、基本的にインストゥルメンタル。
"Do You Know The Way To San Jose" , "With A Little Help From My Friends" , "Scarborough Fair" , "Kites Are Fun" , "Goin' Out Of My Head" , "I Found Love" の6曲にはバック・コーラスが付けられ、ここをフリー・デザインが担当した訳だが、さりげないようで、高度なコーラス・ワークを聴かせてくれた。
この2枚のCDはアート・ワークも良く、初めて見る写真に目を奪われる。
スタジオでのメンバー、ライブ・ステージでのメンバーなど、初めて見るものが多い。
解説もしっかりしているし、PPMのPeter Yarrowのコメントを取るなど、文章も充実している。
来年には2枚目と4枚目のアルバムのリリースが予定されており、今から楽しみに待とう。(佐野)
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