フーの最高傑作にして最大の謎、『Who's Next』が、 CD 2枚組の究極のコレクターズ仕様シリーズ「デラックス・エディション」で登場した。
「最大の謎」とはもちろん「ライフハウス」の事だが、ピート・タウンゼンドはこの幻の企画を再現させるべく CD 6枚組の『Lifehouse Chronicles』までリリースしたが、この CD の本人自身によるライナーを読んでも、私は未だに意図がつかめないままでいる。
まあ、もうこの「ライフハウス」の意味は抜きで、この素晴らしい曲の数々を楽しむことがいいようだ。
ディスク1の「ロック史上で最も偉大なアルバムの1枚』である『Who's Next』についてはこれ以上書くことがないのでパスするとして、それ以外のトラックについて記述しよう。
ディスク1の6曲は1971年3月16日から18日にかけてニューヨークのレコード・プラントで録音された未発表テイク集。
これらはオリンピックで5月中心に行われた『Who's Next』の録音に先駆けてのものなので、まだ原型なのだが、フーのデモ・ヴァージョンは正規ヴァージョンと見まごうばかりのクオリティがあるため、十分に楽しめる。
その中でも "Getting In Tune" と "Pure And Easy" は最高の出来。
"Baby Don't You Do It" (8分超えの編集), "Love Ain't For Keeping" , "Behind Blue Eyes" もいい。そして面白いのがまだロジャーのシャウトがなく、エンディングがまったく練られていない "Won't Get Fooled Again" 。この中では一番未完成のテイクだが、歌とサウンドのコラボレーションは見事だ。
ディスク2には「ライフハウス」の一環として、71年4月16日にロンドンのヤング・ヴィッツ・シアターで招待客を前にライブ録音された14曲がたっぷりと収められている。
フーの頂点の時期のライブだけに、4人とは思えないパワーと驚異的なテクニックを披露していて、『Live At Leeds』を超えてしまっていた。こちらがこのDeluxe Editionの華と言っていいだろう。(佐野)
「最大の謎」とはもちろん「ライフハウス」の事だが、ピート・タウンゼンドはこの幻の企画を再現させるべく CD 6枚組の『Lifehouse Chronicles』までリリースしたが、この CD の本人自身によるライナーを読んでも、私は未だに意図がつかめないままでいる。
まあ、もうこの「ライフハウス」の意味は抜きで、この素晴らしい曲の数々を楽しむことがいいようだ。
ディスク1の「ロック史上で最も偉大なアルバムの1枚』である『Who's Next』についてはこれ以上書くことがないのでパスするとして、それ以外のトラックについて記述しよう。
ディスク1の6曲は1971年3月16日から18日にかけてニューヨークのレコード・プラントで録音された未発表テイク集。
これらはオリンピックで5月中心に行われた『Who's Next』の録音に先駆けてのものなので、まだ原型なのだが、フーのデモ・ヴァージョンは正規ヴァージョンと見まごうばかりのクオリティがあるため、十分に楽しめる。
その中でも "Getting In Tune" と "Pure And Easy" は最高の出来。
"Baby Don't You Do It" (8分超えの編集), "Love Ain't For Keeping" , "Behind Blue Eyes" もいい。そして面白いのがまだロジャーのシャウトがなく、エンディングがまったく練られていない "Won't Get Fooled Again" 。この中では一番未完成のテイクだが、歌とサウンドのコラボレーションは見事だ。
ディスク2には「ライフハウス」の一環として、71年4月16日にロンドンのヤング・ヴィッツ・シアターで招待客を前にライブ録音された14曲がたっぷりと収められている。
フーの頂点の時期のライブだけに、4人とは思えないパワーと驚異的なテクニックを披露していて、『Live At Leeds』を超えてしまっていた。こちらがこのDeluxe Editionの華と言っていいだろう。(佐野)
0 件のコメント:
コメントを投稿