イギリスのAceが企画したブライアン・ウィルソンのプロダクション集だが、初 CD 化となるレイシェル&ザ・リヴォルヴァーズの "The Revo-lution/The Number One" が収録されたのが何と言っても最大の目玉。
ブライアンとゲイリー・アッシャーが書いたこの曲を、二人が町でスカウトしたベティ・ウィルスという女性に歌わせ62年に発表した最も初期のブライアンのプロダクションである。
タフなサウンドの A 面は十分に聴かせる出来。
他は東芝EMIで何度かリリースされたプロダクション集と大半は同じ選曲だが、ポール・ピーターセンの "She Rides With Me" が入っている所がなんともお徳用。
アメリカン・スプリングの "Shyin' Away/Falin' In Love" が収められたのも親切。
ただハニーズの B 面曲 "From Jimmy With Tears" , "The Love Of A Boy And Girl" を外して完全版にしなかったのは、キャピトルへの配慮かな。
さらにラフィング・グルーヴィーの "Vegetables" と書かれたものは、ベースが非常に大きくミックスされたそれではなくジャン&ディーンのヴァージョンなので、ご注意を。
そして "Pamela Jean" はやはり最初の一音が欠けたまま。
未だこれらのきちんとしたヴァージョンは『Still I Dream Of You』の CD でしか聴くことはできない。
(佐野)
ブライアンとゲイリー・アッシャーが書いたこの曲を、二人が町でスカウトしたベティ・ウィルスという女性に歌わせ62年に発表した最も初期のブライアンのプロダクションである。
タフなサウンドの A 面は十分に聴かせる出来。
他は東芝EMIで何度かリリースされたプロダクション集と大半は同じ選曲だが、ポール・ピーターセンの "She Rides With Me" が入っている所がなんともお徳用。
アメリカン・スプリングの "Shyin' Away/Falin' In Love" が収められたのも親切。
ただハニーズの B 面曲 "From Jimmy With Tears" , "The Love Of A Boy And Girl" を外して完全版にしなかったのは、キャピトルへの配慮かな。
さらにラフィング・グルーヴィーの "Vegetables" と書かれたものは、ベースが非常に大きくミックスされたそれではなくジャン&ディーンのヴァージョンなので、ご注意を。
そして "Pamela Jean" はやはり最初の一音が欠けたまま。
未だこれらのきちんとしたヴァージョンは『Still I Dream Of You』の CD でしか聴くことはできない。
(佐野)
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