『ソフトロックA to Z:New Edition』で紹介したケンタッキーのガレージ・サイケ・グループ、オクスフォーズのアルバムがなんと CD 化されていた。元は Union Jac なるマイナー・レーベルからのリリースだったので、この機会に入手しておいた方がいい。
アルバムは70年のリリースだったが、この CD は66年から72年までのアルバム未収録・未発表曲11曲をプラスした20曲入りで、コンプリートな内容となっている。
ただし、基本的にアシッド系のガレージなのでポップでキャッチーなナンバーというのは少なく、アルバム収録曲の "My World" と "Flying Up Through The Sky" の2曲がやはり光り輝いていた。
シンコペーションを効果的に使った解放感溢れるナンバーで、まさにフィフス・ディメンションのテイスト。ポップな "Lighter Than Air" も含めた3曲 (3曲ともメンバーのオリジナルなのでここも評価すべき) にはストリングスが付けられ、洗練されたソフト・ロックを堪能できるが、バカラックの "Always Something There" のカバーを除く残りのナンバーは、別のバンドかと思うほどサウンドが違う。
しかし前述の 2 曲だけで十分に買う価値がある。(佐野)
アルバムは70年のリリースだったが、この CD は66年から72年までのアルバム未収録・未発表曲11曲をプラスした20曲入りで、コンプリートな内容となっている。
ただし、基本的にアシッド系のガレージなのでポップでキャッチーなナンバーというのは少なく、アルバム収録曲の "My World" と "Flying Up Through The Sky" の2曲がやはり光り輝いていた。
シンコペーションを効果的に使った解放感溢れるナンバーで、まさにフィフス・ディメンションのテイスト。ポップな "Lighter Than Air" も含めた3曲 (3曲ともメンバーのオリジナルなのでここも評価すべき) にはストリングスが付けられ、洗練されたソフト・ロックを堪能できるが、バカラックの "Always Something There" のカバーを除く残りのナンバーは、別のバンドかと思うほどサウンドが違う。
しかし前述の 2 曲だけで十分に買う価値がある。(佐野)
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