"On The Bombsite" というソフトロックの超名曲を生み出したダンカン・ブラウンが、68年の『Give Me Take You』の次にリリースした73年のセカンドアルバムが CD 化された。
既に5年が経ち、変わったところと変わらないところの両方を合わせ持つ仕上がりになった。
まずボーナストラックに入っていた1年前の 72 年にリリースしたシングル "Send Me The Bill For Your Friendship/In The Mist" が予見していた。A 面はエレキ、ベース、キーボード、ドラムが入ったロックナンバー、B 面は以前のようなアコースティックなリリカルなバラードで新旧合わせ持つ内容だったと言えよう。
アルバムで変わったところは1曲目のタイトなロックナンバーや、ラストのサイケデリックなナンバー。しかし残りの曲はいい意味で変わらない。クラシカルでトラッド感溢れるギターとメロディ、繊細なヴォーカルは、ピート・タウンゼンドのソロとある意味で共通している。アメリカでは決して生まれない "音" がダンカン・ブラウンにはある。
そしてボーナストラックの未発表曲 "Guitar Piece" は、アコースティック・ギターの名手である彼の実力を改めて見せてくれた。(佐野)
既に5年が経ち、変わったところと変わらないところの両方を合わせ持つ仕上がりになった。
まずボーナストラックに入っていた1年前の 72 年にリリースしたシングル "Send Me The Bill For Your Friendship/In The Mist" が予見していた。A 面はエレキ、ベース、キーボード、ドラムが入ったロックナンバー、B 面は以前のようなアコースティックなリリカルなバラードで新旧合わせ持つ内容だったと言えよう。
アルバムで変わったところは1曲目のタイトなロックナンバーや、ラストのサイケデリックなナンバー。しかし残りの曲はいい意味で変わらない。クラシカルでトラッド感溢れるギターとメロディ、繊細なヴォーカルは、ピート・タウンゼンドのソロとある意味で共通している。アメリカでは決して生まれない "音" がダンカン・ブラウンにはある。
そしてボーナストラックの未発表曲 "Guitar Piece" は、アコースティック・ギターの名手である彼の実力を改めて見せてくれた。(佐野)
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