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2001年9月26日水曜日

Radio VANDA 第 18 回選曲リスト(2001/10/6)

Radio VANDA は、VANDA で紹介している素敵なポップ・ミュージックを実際にオンエアーするラジオ番組です。

Radio VANDA は、Sky PerfecTV! (スカパー) STAR digio の総合放送400ch.でオンエアーしています。

日時ですが 毎月第一木曜夜 22:00-23:00 1時間が本放送。
再放送は その後の日曜朝 10:00-11:00 (変更・特番で休止の可能性あり) です。

佐野が DJ をしながら、毎回他では聴けない貴重なレア音源を交えてお届けします。

 

第一特集Jerry Ross

1. The 81...Candy & The Kisses ('64)

2. Love Love Love...Bobby Hebb ('66)

3. I'm Gonna Make You Love Me...Dee Dee Warwick ('66)

4. Ain't Gonna Lie...Keith ('66)

5. There's Always Tomorrow...Keith ('67)

6. Apples. Peaches. Punpkin Pie...Jay & The Techniques ('67)

7. Strawberry Shortcake...Jay & The Techniques ('67)

8. Sunday Will Never Be The Same...Spanky & Our Gang ('67)

9. Lazy Day...Spanky & Our Gang ('67)

10. Mr. Dream Merchant...Jerry Butler ('67)

11. On To Something New...Cherry People ('68)

12. Sittin' In The Rockin' Chair...Euphoria ('69)

13. One In A Million...Deprees ('69)

14. I Dig Everything About You...Mob ('70)

15. Venus...Shocking Blue ('70)

 

第二特集More Rod McBrien

16. It Hurt Doesn't It Girl...Val-Rays ('68)

17. We Know That Everybody Knows...Eastern Scene ('66)

 

2001年9月20日木曜日

☆Simon&Garfunkel:『Wednesday Morning. 3AM』(ソニー/9854)☆Simon&Garfunkel:『Sounds Of Silence』(ソニー/9855)☆Simon&Garfunkel:『Parsley,Sage,Rosemary And Thyme』(ソニー/9856)☆Simon&Garfunkel:『Bookends』(ソニー/9857)☆Simon&Garfunkel:『Bridge Over Troubled Water』(ソニー/9858)

サイモン&ガーファンクルのオリジナルアルバム5枚全てがリマスターされ、リイシューされた。特に3枚目以降のアルバムは、ポップミュージック史上に輝く名盤であり、改めて久々に聴いたが、ポップミュージックファンなら必ず聴くべき最重用盤だと言えよう。ただここでその内容について述べても、ほとんどの皆さんはご存じでしょうから、今回のリイシューで初めて公開された未発表ボーナストラックについてのみ記述しよう。まず1枚目(タイトルを書くと長いので順にこう呼ぶ)には "He Was My Brother" と "The Sun Is Burning" 。前者にはハーモニカが入っていてよりフォーク色が強いアレンジになっている。ポールは逆にそこを避けたのだろう。後者はほとんど違わない。2枚目には70年7月8日に録音された "Barbriallen" , "Rose Of Aberdeen" , "Roving Gambler" の3曲。どれもトラディショナルナンバーで、S&G風に爽やかにアレンジされていた。3枚目は "Patterns" "A Poem On The Underground Wall" 。前者はパーカッションがまったく入っていない。後者はポールだけが歌ういかにもデモというテイク。4枚目は "Old Friends" 。ストリングスが入らないデモテイクだ。ドラマティックな演出がない分、逆に味わい深く、歌の部分も長く入っている。5枚目は "Bridge Over Troubled Water" のデモ。イントロのピアノは出来上がっていて、アートの歌も1番は同じ。しかし2番で微妙な歌い方の違いが出て、3番はメロディから歌詞まで異なる。もちろんデモなのでストリングスやドラムは入らないが、エモーショナルな盛り上がりは十分にこのデモからも感じられるだろう。(佐野)
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2001年9月5日水曜日

☆ Beach Boys Rarities Vol.1-4 (Dumb Angel/DA2-5)

Dumb Angelがリリースを開始したブートのシリーズがこれ。まず Vol.1はデビュー当時の音源から68年まで収録しているが、初期音源はオフィシャルものばかり。ブライアンが歌う63年『Surfer Girl』のアウトテイク "Back Home" が聴きもの。そして『Smile』音源だが、かつてVigotoneでリリースされ、Unsurpassedに入らなかったものをここで追補としたいう印象。あとオフィシャルの『Rarities』に入った曲などでは辛い。 Vol.2は『Landlocked』丸ごとと、『Sunflower』の初期テイクが中心で珍しいものはない。これは買わなくてもOK。 Vol.3でもCalifornia Musicやソニーの『M.I.U.Album』に入っていた別テイク、『Love You』のデモなど、相変わらず珍しくもないものが多い。 "Carl & The Passions/Pet Sounds" のRadio Spotやアナログで出ていた72年の大統領選挙人登録を呼びかける "Register Vote" 、カールが呼びかける麻薬撲滅メッセージ "Get Off" は珍しいが、曲ではない。72年に録音された荘厳なオルガンをバックにマイクがリードを取る『Holland』のアウトテイク "Out In The Country" (Three Dog Nightの曲じゃない)は貴重だ。そしていよいよ重大な疑義をはらんだ Vol.4。冒頭の『Adult Child』は、ファンが勝手にリミックスした「Millennium Edition」と同一のものだった。そしてその事は何も記述されていない。私はこの「Millennium Edition」シリーズは、いくら出来がよくても作者への冒涜であり、無料サイトでダウンロードするならともかく、こうやって売りものにするのは許せないと思っているひとり。こんなものを入れてしまうとシリーズ全体の価値がなくなってしまう。残念なことだ。しかしこの Vol.4も聴きどころは少しある。ビリーヒンチが歌う "Honkin' Down The Highway" の別ヴァージョン、針飛びがなく音質が向上した "Go And Get That Girl" 、でもこれくらいだ。
(佐野)