1999年5月22日土曜日

☆Buckinghams: Time & Charges/Portraits(Sundazed/11073)☆Buckinghams: In One Ear And Gone Tomorrow(Sundazed/11074)




 「Kind Of A Drag」に続くこの2枚で、嬉しいことにバッキンガムスのすべての音源がCD化された。プロデューサーのジェイムス・ウィリアムス・ガルシオのワン・マン・ショーと言えるのセカンド「Time & Charges」とメンバーのマーティ・グレッブとダニー・ティファーノの作品が大半を占めるようになったサードの「Portraits」を2イン1したのが前者。そしてプロデューサーがジェリー・ロス組のジミー・ウィズナーに変わったのがラストの「In One Ear And Gone Tomorrow」で、後者にはここにすべてのシングルのみの曲がプラスされた。オリジナルによる後期のこれらのシングル曲は出来が非常に良くここが聴きもの、以前の「Mercy, Mercy, Mercy」に収められていた“You”も入った上にこのCDでは未収録だった“I Got A Feelin'”のB面の“It Took Forever”も収録された。バッキンガムスのポップな味が出た佳曲でA面より出来はいい。さらに未発表の“I Just Don't Know How To Say Goodbye”も登場、ややドライなロック色の強いナンバーだが、作曲を見てビックリ。サンディ・サルスベリーとジョーイ・スティック、ミレニウムの2人だった。(佐野)
Time & Charges/PortraitsIn One Ear & Gone Tomorrow



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